業務案内Hino Architectural Design

デメリットConcept

弊社のようなスモールビジネスが、質の良い住宅を、手の届く価格で提供するためには最適の形であると確信していますが、何事にもデメリットとメリットがありますので、デメリットについてまとめてみました。

1.大手ハウスメーカーのような研究施設・実験棟がないので、
新しい物事を実験で確かめられない。

実験で確かめられない代わりに、設計上のシミュレーションは最大限に行いますし、元々、施主様によって臨機応変に対応するためには、標準仕様に対する実験など意味が無いこともあります。

2.モデルハウスが無いので、打ちあわせを
モデルハウスですることが出来ない。

モデルハウスがないことで、打ち合わせの場所は限定されてしまいですが、竣工済の物件を見学することが出来ますのである程度補うことが出来ます。

3.パンフレット類が充実していない。

そもそも標準化した「商品」を決めているわけではないので、細かなパンフレットは元々必要が無いと考えています。

基本的に1人でやっているので、対応出来ない時間帯もある。

確かにご迷惑を掛けることもあると思います。しかし、大規模化することのデメリットとのトレードオフのものとも言えますので、ご容赦願いたいと思います。

このようにデメリットはあるものの、それは従来型の大手ハウスメーカー主導のビジネスモデルを常識として見るからデメリットと思えるものであったり、メリットとトレードオフのものであったりする場合が多く、本当の意味のデメリットはあまりないと思います。

ですので、家づくりは本来、地域に根差したローカルビジネスであり、真摯な技術者が家づくりに対する全権を 持ち、お客様と向き合うものであり、大企業が営利目的でするものでは無い、私はそう考えています。
その理由は、次章「大規模化のデメリット」でお話ししようと思います。