会社概要Hino Architectural Design
徳島県では先駆者Company
日野建築設計としての歴史は浅いですが、代表者は高性能住宅に関する設計・施工の経験が豊富で、パッシブハウスに近い高性能住宅はもちろん、床下エアコン・小屋裏エアコンなどの建築的全館空調についても十分に提案することが出来ます。どのような経緯を経て超高性能住宅を十分提案できるだけの知識と経験を得たのかを少しお話ししたいと思います。
徳島県で一番乗り、約10年前からパッシブハウス・ジャパンに・・・
徳島県では高気密・高断熱に取り組む事業者が非常に少なかった2010年頃から、外張断熱ばかりを手掛ける住宅会社で、設計者・現場管理者として高気密高断熱住宅に取り組みはじめていました。この会社は、発足して日が浅かったパッシブハウス・ジャパンの会員であり、また日本の高気密高断熱のパイオニア的存在である新住協(新木造住宅研究協議会)の会員でもありました。
高性能住宅の最先端の資料を読む機会も多く、パッシブハウス・ジャパンの勉強会・親睦会にも積極的に参加し様々な知見を得ました。
環境に恵まれ、高性能住宅に全精力を傾ける
2012年、パッシブデザイン株式会社の設立と同時に、設計・工務部門の責任者になりました。当初の家づくりの標準提案は以前に在籍していた会社同様、外張断熱と制震工法でしたが、当時の徳島県の住宅業界の中では、高性能で真摯な家づくりをしていました。
しかし、建築工学的に考えると不十分な点もありましたので、真にお客様のためになる家づくりを目指して様々な改良を行いました。
まず、最初に断熱性能を向上させ、ほぼ同時に全棟気密測定を実施するようにしました。高性能住宅の基本が十分に出来るようになると、次は床下エアコンと小屋裏エアコンに取り組みました。
その頃にはお客様の要望を満足させるために、より高断熱なパッシブハウスに近い性能の住宅を手掛けるようになりました。
状況が全く変わり、独立を決意
2016年にはグループ内合併によりパッシブデザイン株式会社が無くなってしまったのですが、その時点で契約済みの物件が複数あり、途中で投げ出すわけにはいかないので、当面は合併後の会社で業務を続けました。
その間も、これまでの家づくりをさらに進化させた家づくりを続け、パッシブハウスに近い性能の住宅を造り続け、同時に新しい知識を取り入れ続けることで、パッシブハウスに近い高性能住宅はもちろん、床下エアコン・小屋裏エアコンなどの建築的全館空調についても十分に提案することが出来るようになりました。
そのなかで、高性能住宅に特化した事業体として、真に施主様のためになる家づくりを、しがらみなく提案をしていきたいという思いから、独立を決意しました。
珠玉の経験と人脈を持って独立
これまでの業務で、営業段階の設計・実施設計・各種申請・現場管理と家づくりの全てを一貫して担当してきましたので、そのメリットとデメリットを十分に理解しています。また、施工するための優秀な業者さんとのつながりも、十分にあります。
理想の家づくりを実践していくために、「施工もする設計事務所」というコンセプトで、日野建築設計を設立いたしました。