家づくりブログHino Architectural Design
2025.01.20
日野建築設計/スタッフ
私は生まれてから現在まで約10件の家で生活してきました。
高校卒業までは家族と、卒業してからは友人と同居しました。友人が大学卒業するのを機に長-----い私の一人暮らし生活が始まり、結婚してからはまた家族と…と場所や生活する人が変わりながら引越をしてきました。結構多い方かもしれませんが何か問題を起こしたわけではありませんのでご安心を(笑)
余談ですが、どの住まいにも思い出がありますが、特に気に入っていたのは一人暮らしをしていたときのアパート。外観も内観も気に入っていて、家に帰るのが本当に楽しみでした。どれだけ歳を重ねても、そのアパートを忘れることはないと思います。10年住んでいたので、後半は「いつまで住むのかな?」と私を含め、家族も職場の人も大家さんも思っていたはず(笑)
話を戻しますね。
毎回引越の準備は面倒ですが、引っ越す前に情報雑誌などの間取りを見て、新生活を考えるのは大好きでした。インドア派なので、特にテレビ、ソファ、ベッドの場所は重要です。これは譲れません。
もちろん住みだしてからも模様替えをしてさらに居心地の良さを追求します。ソファーなんて何度も買い替えました。
このように家が大好きでインドア派の私は、1Kのアパート~一軒家まで様々な大きさの家で生活してきました。しかし、どの家でも同じ悩みがつきまといます。
それは、夏と冬の玄関・廊下・キッチン・トイレ・脱衣場・洗面・浴室と居室との温度差!気候が良い時期には気にならないけど、暑い・寒いと感じる時期になると一気に面倒な場所になっていました。快適な温度や湿度にしている居室と大きく違い、夏と冬にそれらの場所に行くのは勇気や決意が必要です。限界まで我慢して、「よし行くぞ!」と重い腰を持ち上げて、最短で用事を済ませ部屋に戻ってきていました。
それが普通だと思っていました。