業務案内Hino Architectural Design
コンセプト1Concept
弊社のコンセプトは、「施工も手掛ける設計事務所」です。
しかし一般的な設計事務所との違いが分かりにくいと思いますので、まとめてみました。 まずは、一般的な設計事務所に対するメリットが3個あります。
1.十分な設計をコストパフォーマンス良く提供できる
一般的に、設計事務所で家づくりをすることのメリットは、設計主導の家づくりができるので、落ち着いて綿密に 打ち合わせ・設計が出来ることにあります。 しかしコストパフォーマンスに関しては、それがベストでは無いかもしれません。なぜなら、施工は別の工務店 が行うので、不慣れな内容の工事に対して手間が掛かったり、設計事務所とのやり取りにかかる時間もかなりの ものになるからです。 ですので、実際には、工務店が設計・施工の両方を行う場合と同じぐらいの利益率になり、設計事務所の設計費 はそのまま単純増ということになってしまいます。これが、設計事務所が割高と言われている理由になります。 しかし、弊社が設計・施工を合わせて行う場合は、設計者=施工者なので、不慣れな工事・設計者とのやり取 りがそもそもありません。ですので、一般的な工務店の利益の中に含まれていた設計費を、全て省略することが 出来ます。
また、設計費の中の工事管理費も、設計者=現場管理者なので不要となります。 建築工事費を2,500万円とすると、下の金額をコストカットすることが出来ます。
- 一般的に工事費の中に含まれている設計費(工事費の5~6%程度):約140万円
- 設計費のうち、工事管理費(工事費の2~3%程度):約60万円
2.担当替えが無い
一般的な設計事務所の場合、施工段階では施工会社の現場監督が担当となりますので。 しかし、弊社の場合は、最初から最後まで一貫して担当いたしますので、引継ぎで伝わっていないことがあったな どのトラブルは発生しません。
3.設計者の意図を十分に反映した、良い施工が可能
一般的な設計事務所の場合、自社で施工するのではなく、あくまで「工事を監理する」ということになります。 現場監督は設計者のコピーロボットではありませんので、行き違い、思い違いなどもあります。
また私の経験上、設計者が現場監督のあることは、より良い施工と、そのフィードバックでのより良い設計のため に、様々なメリットがあると確信しています。
結論
一般的に、一貫生産することで、高品質なものをリーズナブルに提供できるということはよくある話ですが、建築 においても同じことが起こるわけです。 ただし、弊社に高い倫理観が求められることになります。 代表者は、住宅の質を追い求めてきましたので、そこについては心配ないかと考えていますが、その業務上の責任 の重さを忘れぬように、常に心掛けていこうと思います。